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2000.01.01

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和菓子豆知識(11) あわ

 アワは、五穀の一つに数えられ、イネ科の1年生草本で、原種は雑草のエコログサ(ネコジャラシ)といわれています。原産地は、東インド地方とされていますが、中国という説もあります。中国では、紀元前2700年頃すでに栽培されており、日本での栽培は、縄文時代に始まっており、稲より古く歴史を持ち、明治時代末期まで重量な食糧とされてきました。アワという名称は、「味が淡い」ことが由来とされ、乾燥に強いことから、瀬戸内地方に多く作られ、阿波の国(現在の徳島県)は、「アワが多く栽培されるところ」から生じたといわれています。アワは、他の穀物よりもたんぱく質、脂質、ビタミンB群に富み、栄養価の高い食品です。国内での主産地は、現在では九州地方と東北地方ですが、昭和にかけて稲作の技術進歩により、アワの生産は減少し、終戦後の栽培量は激減してしまったため、栽培量はわずかとなりました。しかし、世界での生産量は多く、中国やインド、東南アジアなどで栽培されています。
 アワには、オオアワとコアワがあり、それぞれ澱粉の性質により、もちとうるちに区別があります。日本のアワは、オオアワの種類に属するものが多く、中国ではオオアワのことを梁、コアワのことを粟と呼んでいます。もちアワは、粘性が強いので、餅やかゆに用いられ、また煎って粉末にして和菓子の打ち物などに利用されています。うるちアワは、米と混ぜて炊いたり、アワ麦芽飴の材料または鳥の飼料とされています。このアワ飴は、アワモヤシ(発芽アワ)として麦芽の代わりに用いてもち米と作った飴です。これは、享保2年(1717年)越後(新潟県)の高橋孫左エ門が作り出したと伝えられていますが、アワモヤシを作るには長時間を要し、糖化力も麦芽より劣るので、今はほとんど作られていません。

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