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1996.08.01

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年中行事の中の和菓子とその行事との歴史(第5回)

 顧問 故 谷岡 美雄
九月 ― 月見だんご ―
 今年九月九日は十五夜で、且つ重陽の節句です。十五夜を芋名月とも言います。日本の芋は山芋と里芋があり、甘藷、馬鈴薯は近々の産物です。月を愛でるに小芋の粒ぞろいをゆで三宝に積んで供えるため、芋名月といいます。ですが、我が家では米の粉と葛で作ったしんこだんごを供えました。女房の生まれは徳島で小麦粉で丸いだんごを作り、これをゆでて作ります。お月様は何でも丸ければよいのではないのでしょうか。しかし、お下がりを待つ子供にとってはしんこの方が甘くて楽しみです。
十月 ― でっち羊羹 ― 
 こし餡に粳米の粉と砂糖、水を加え栗を入れて竹の皮に包み1時間以上蒸した羊羹を、でっち羊羹といいます。練り羊羹が上菓子であるのに対し、蒸し羊羹は駄菓子です。故に丁稚(小僧)羊羹と言いやすい駄菓子ですが、栗が入ることによりおいしいお菓子です。
 昔は米よりも砂糖のほうが高価であったので、蒸し羊羹はあまり甘くありません。しかし、竹の皮の制菌力のため低糖でも腐敗が抑えられます。先人の知恵を感じるお菓子です。

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