特集
SPECIAL FEATURE
2025.08.07
Nadia Artistさんが工場見学にきてくれました!
今年度、波里の米粉アンバサダーとしておいしい米粉料理を紹介してくださっているレシピサイトNadiaのNadia Artist*のこばやしまりこさん、ねぎちゃんさん、金子美和(さとみわ)さんが波里の工場見学にきてくれました!
当日は、本社工場と2024年に新設した辰巳工場にて米粉の製造工程を見学いただき、その後、座談会として米粉について意見やお話をうかがいました。
料理のプロであり、日常的にお菓子やおかずに米粉を積極的に取り入れている米粉のヘビーユーザーのお三方。座談会では、米粉のおいしい使い方や様々なアイデアが飛び出し、米粉への熱い思いが伝わってきました。私たちも新しい気づきをたくさんいただき、非常に有意義な時間となりました。
嬉しいコメントをいただきましたので、紹介させていただきます。こばやしまりこさん、ねぎちゃんさん、さとみわさん、そしてNadiaスタッフの皆さん本当にありがとうございました。今後も波里のお米の粉をよろしくお願いします。


※関連ページはこちら→レシピサイトNadiaと波里のタイアップ企画「米粉で作るとおいしいレシピ」
※Nadia Artist:レシピサイトNadiaにレシピを投稿するプロの料理家。Nadia独自の審査を通過しており、料理専門家としてテレビ・出版・SNSなどで活躍中の方たちです。

こばやしまりこさん
米粉の美味しさやヘルシーさに魅了され、米粉料理家として活動中。InstagramやレシピサイトNadiaでお米の粉を使ったレシピを発信し、オンラインサロンもスタート。
〈学んだこと〉米粉ができるまでを頭でイメージしていた事が、実際に見せて頂いた事により、具体的にわかるようになり、より米粉の理解が深められたと思いました。それぞれの工程がどういう意味があるかというのもお伺いできてすごくよかったです。作り手の方に実際にお会い出来て、米粉の良さをもっと伝えたいという想いが強くなりました。米粉を大切にします。
〈今後に活かしたいこと〉米粉についてもっと知識を深めたいと感じたと共に、レシピと一緒に米粉についても説明できるようになれたらと思いました。時間が経つとパサついてしまうというよく聞く悩みを何らかの方法で解決できないかという事に取り組んでみたいです。
〈新しいアイデア〉見学の後の会議での皆さんのお話で、自分では思いつかない米粉の使い方なども聞けて参考になりました。米粉のハンバーグがお豆腐を入れないと柔らかくなりすぎて、納得のいくレシピが出来ていないので、ハンバーグ、色々試してみたいなと思いました。日々米粉菓子のレシピを投稿しておりますが、米粉パンの需要が多いのもすごく感じており、今は、お食事系マフィンをパン代わりとして進めているのですが、それ以外にもお米の粉Rを使った、パンの代わりとなるようなレシピ、何か開発できたらと時間はかかりそうですが考えています。お米の粉Vのパンレシピも試しています。夏は、オーブン使用を控える方が増えそうなので、冷やしても美味しいもの、夏でも食べたくなるようなレシピを考えて、オーブンも使ってもらえるようにしたいと思います。
ねぎちゃんさん
米粉や甘酒、おからなどを使った簡単でヘルシーなおやつを中心に、InstagramやレシピサイトNadiaでレシピを発信。小麦粉、砂糖を使わないおやつのレシピ本「体にいいおやつ」も大好評。

先日は、波里さんの製粉工場を見学させていただく会に参加させていただきました!工場の周りには広々とした田んぼが広がり、自然の恵みの中に工場があることをとても感じて、道中からワクワクでした。
見学前は「有名でとっても大きな企業さんだから、きっと全て機械化されているのだろう」…と本当に勝手ながら思っておりましたが、実際には多くの人の手が関わり、一つひとつの工程がとても丁寧に進められていることに驚きました。想像以上に大きな設備に圧倒されながらも、そこに人の温度がしっかりとある現場に、あたたかさを感じました。
訪れたのは真夏の暑い日で、工場内も大変蒸し暑く、衛生に徹底配慮された作業の制服とマスクで私自身汗が止まらないほどだったのですが、、、その中でも黙々と作業を続ける方々の姿に胸を打たれました。この環境で日々、私たちが使う米粉が生まれているのだと思うと、これまで以上にありがたさを感じずにはいられません。
お米が米粉になるまでの流れを実際に目にしたのは初めてで、学びの多い貴重な経験となりました。私は普段、米粉を使ったレシピを届けたり、米粉の魅力を発信したりしていますが、こうして安心して届けられるのも、見えないところで支えてくださっている方々がいるからこそ。今回の見学を快く受け入れてくださったことに、心から感謝いたします。
また、社内の雰囲気がとても温かく、風通しのよさを感じました。社員さん同士のやりとりにも優しさがあって、ものづくりの現場に流れる空気そのものが心地よく印象に残っています。見学のあとには、社長さんや社員さんと「どうしたらもっと米粉の良さが伝わるか」「どんな商品が今、求められているのか」といった話をさせていただく時間がありました。こんないち料理家の意見にも真剣に耳を傾けてくださり、対等に言葉を交わしてくださったことは、私にとってとても嬉しく、心に深く残っています。
今回の経験を通じて、あらためて米粉の魅力と可能性を強く感じました。これからもその魅力を、料理を通して丁寧に伝えていきたいと思います。

金子美和(さとみわ)さん
「美味しく食べて健康に過ごす」をモットーに 毎日続けられる簡単で体に優しい料理やスイーツを考案。直近では、3stepでできる簡単米粉料理をInstagramやレシピサイトNadiaで発信している。
毎日使っている米粉ですが、実際にお米から米粉になるまでの工程を見たことがなかったので初めて工場を見学させていただき、学ぶことがたくさんありました。
まずは、固いお米をどうやって粉にしていくのか?中までしっかり水を含ませて乾燥させることで手で押しても粉っぽくなるくらい表面がサラサラのお米になっていました。粉にする粉砕工程も一つだけでなくロール粉砕や気流粉砕があり粉砕方法で粉のざらつき感やサラッとした感じ、しっとり感などに違いが出ていました。
実際に気流粉砕で出来た粉を見せていただいたのですが、まず、気流で粉にするということが驚きで「???」だったのですが、気流粉砕で出来た米粉がふわっとしていたことにもビックリしました。ふるいの種類も想像以上に多く、キメ細かい米粉から粗めの米粉まで米粉の粒子を用途に合わせてふるいにかけて作っていることも実際に工程をみて分かりました。
工場内も米粉の香りが熱気の中に感じられ、このほんのり甘味のある米粉の香りでお料理やお菓子が美味しく作れるというのも感じました。
工場見学や意見交換を通して感じたことは、米粉は自分が思っている以上にいろんなところで使われていて、多くの人が知らないうちに米粉を使った商品を美味しく食べているんだということ。ということは、米粉を使って作るお料理やお菓子はどこか馴染みのある味だったり、食感だったり、ほっとする味に仕上がったりするのかな、と思います。
これからもっと米粉を使った料理やお菓子を発信していきたいと思っていますが、米粉が持っている様々な特徴、もっちり感、しっとり感、カリッと感、サクサク感これらをもっとアピールしながら、米粉の良さを活かしたお料理やお菓子のレシピを考案していけたらいいなと思いました。小麦粉の代わりとして使うということもありますが、それ以上に、米粉だからこの食感になる、この味になる、ということを考えながらレシピを作っていきたいと思います。
そして、米粉のカヌレもいただいてあらためて米粉って美味しい!と実感しました。米粉を作る工程は、工場内もかなり暑く時間をかけて作られていることも工場見学を通して分かったので、大切に使っていきたいと感じました。