波里通信 第35号

2004年4月発行

-目次-
和菓子豆知識(28) きな粉
Let's Cooking 白玉きな粉ソースがけ
和菓子Q&A Q:ボーロの由来を教えてください。

和菓子豆知識(28) きな粉

きな粉は、大豆を煎って粉末にした食品です。
関東では黄色の色が好まれるため、煎りが浅い関東風きな粉、関西ではよく煎った強い香りが好まれるので茶色した京風きな粉(黒須きな粉やこがしきな粉)、また青大豆を使用したうぐいすきな粉や黒大豆を使用した黒豆きな粉など種類が豊富です。
 縄文時代後期から弥生時代初期に中国より栽培大豆が渡来しました。原産国は、中国満州(現在:中国東北地区 遼寧省、吉林省、黒龍江省)とされています。栄養のある貴重な食べ物であり、薬効だけでなく、邪気を払うものとしての意味も含まれていました。
 五穀の一つに数えられる大豆は「畑の肉」と呼ばれるように、良質の蛋白質とリノール酸、オレイン酸、αリノレン酸などの不飽和脂肪酸やレシチンを含みます。ほかにカルシウムや鉄分などのミネラル、ビタミンB群、食物繊維などもバランス良く含んでいます。大豆加工食品の中で、消化吸収が良いのが特徴です。
 きな粉は古くから用いられ、平安時代の辞典『和名抄』には「末女豆岐」(まめつき)と読まれ、当時は豆を土器で煎り、搗いて粉にしていたようです。「きな粉」と呼ばれるようになったのは、江戸時代になってからだそうです。
 現在では健康食品として注文され、和菓子だけでなく、パンやプリンなどの洋菓子にも利用されています。下記に弊社商品きな粉のご紹介をさせていただきます。

◆株式会社波里 商品紹介◆

商品名 特  徴
きな粉 煎りが浅い関東風きな粉
黒須きな粉 煎りが強い京風きな粉
皮なしこがしきな粉 皮をむいた大豆を使用。皮がないので、なめらかです
こがしきな粉 若干煎りが強いきな粉
うぐいすきな粉 青大豆を使用したきな粉
黒豆きな粉 黒大豆を使用したきな粉

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レシピ「白玉きな粉ソースがけ」

材料(4人分)
白玉粉  100g
上白糖  10g
水  90ml 
A:生クリーム  100ml
  上白糖  20g
  きな粉  10g
  ブランデー  適量


  作り方
1. 白玉粉、上白糖、水を合せ、耳たぶ程度の硬さにこねます。(硬い場合には水を調節してください。)
2. (1)を小さな団子状にし、指で軽くつぶし、たっぷりのお湯でゆでます。
3. 白玉がゆで上がり浮き上がってきたら、すくい取って冷水の中に入れます。
4. (3)を水から取り出し、よく水気を切って器に入れ、混ぜ合わせたAをかけます。

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Q:ボーロの由来を教えてください。


A;南蛮菓子のボーロは、ボウル・ボロ・ホウルともいい、ポルトガル語のBo‐loから出たとされており、Bolaと書いたものもあるそうです。『和漢三才図会』には「捻頭(むながた)、今、保宇留(ボウル)という。(中略)保宇留・波留天伊等の名は皆蛮語なり」とあり、「カステラの一種で丸く、現在では球状の洋菓子をボウルといいます。」と記されています。
 ボーロは、利用価値が高く、江戸時代には「丸ボウル」、「花ボウル」、「ごまぼうる」などがあったそうです。

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